エコ・フライヤーは、水と熱した油の組み合わせと聞いていますが危険ではないのですか?

仕様書とおりに作業してください。全く危険はありません。
激しかった揚げ物作業から開放され、新しい世界が開けて来ます。

エコ・フライヤーは油煙が極端に少ないと聞いています。理由を教えてください。

通常のフライヤーは、作業中のパン粉などの不純物が油中に漂っています。
これら不純物の酸化が油煙の原因です。エコフライヤーの不純物は水中に落下してしまいます。
ですから不純物が油中に漂っている事はありません。この現象が油煙を極端に少なくしています。

エコ・フライヤーは油層の上から水や氷を入れても爆発しません。一般のフライヤーでしたら大変な大惨事になります。何故でしょうか?

ご存知の通り一般のフライヤー油層全部が油です。
油中に水が混入すると、水は行き場がありませんので、瞬間的に蒸発し、水蒸気となり体積が膨張し、一見爆発しているように見えます。
この現象を水蒸気爆発と言います。エコ・フライヤーは下層が水です。
上から投入された水は沸点(蒸発する温度)に達する前に、下層の水に落ちて行き一緒になります。
見ていると本当に不思議な現象ですが、何も起こりません。

エコ・フライヤーはカチカチの冷凍物も解凍する事なく即揚げする事が出来る、と聞いています。何故でしようか?

冷凍物に含まれていた水分は、高温度で溶かされ下層の水分と合体します。
ですから何も起こりません。本当に不思議な現象のように見えます。

エコ・フライヤーは、非常に油が長持ちすると聞いています。何故でしょうか?

エコ・フライヤーは下層の水のおかげで、常に油中の酸化原因の不純物がない状態です。油が劣化しにくい状態です。
このおかげで通常のフライヤー比較で3倍以上、長持ちします。

エコ・フライヤーで〔油を水で洗う〕とはどのような事ですか?

高温度の油と水の境目に、微妙な比重の関係でデンプンなどの沈殿物で膜が形成されます。
作業終了後、注意深く油層の上から水のシャワーを賭ける事で油の温度が急激に落ち、沈殿物が水中に落ちていきます。
その後、下のバルブより水だけを抜くと、色々な不純物が水と一緒に出てきます。
不純物は取り除かれ、明日は再び新鮮な油で快適に揚げ物作業が出来ます。

エコ・フライヤーで水の交換は毎日する、と聞いています。何故でしようか?

水に沈んだ不純物をそのまま一晩置くと、腐敗にちょうどよい温度が保たれます。猛暑の時など、朝ほのかな悪臭を感じる時があります。
味が変わることはありませんが、清潔な環境と正しい使い方の意味で、水の交換は必ず行ってください。

エコ・フライヤーの単価は他社メーカーと比べて非常に安くなっていますが、理由を教えてください。

私たち製造販売のメーカーとして、皆さんに安心してお使い戴ける単価設定を心がけています。
水と油の機能はそのままで、必要のない部分は徹底的に省力して今の単価設定に成功しました。ですから安心してお使いいただけます。
今後ともよろしくお願い致します。